アクションプランの作り方
アクションプランには、1年から数年単位の中期アクションプランと、1ヶ月から数ヶ月単位の短期アクションプランがあります。
まず、組織全体の目標を設定した大まかな中期アクションプランを作成し、それから組織の活動を部門単位にわけて、それぞれの短期アクションプランを作成しましょう。
アクションプランの作成は、担当者(責任者)を決定することから始めます。例えば、経営改革を目指している企業の場合には商品開発部門・マーケティング部門・製造部門などにわけ、それぞれの部長を責任者とします。
そして、経営改革という全体的目標のために、マインドマップやブレーンストーミング法などを用いてそれぞれの部門が到達すべき目標を設定し、SWOT分析法などを用いて部門の現状を分析し、目標の達成のために何をしなければいけないかを考察します。
その後、月別の行動プランを作成し、誰が担当するか詳細まで明確に決め、それに沿って実行します。行動プランは月ごとに反省し、全体の目標に整合しているかどうかその都度調整するようにしましょう。
大まかな中期アクションプランの作成にはガントチャート法や目的系図が用いられ、短期アクションプランの細かな行動プランの作成にはアローダイヤグラム法(PERT図)がよく用いられます。
ガントチャート表による中期アクションプランは、組織内の目の付きやすいところに掲示するとメンバーのモチベーションアップにつながります。
アクションプランの例
中央省庁などが行ったアクションプランの例を紹介いたします。
■「チーム・マイナス6%」環境省
・冷暖房の温度設定は夏場は28度、冬場は20度
・節水
・アイドリングストップ
・eco製品の使用
・過剰包装の防止
・節電
■「学力向上アクションプラン」文部科学省
確かな学力向上のため、文部科学省が平成15年より実施している学力向上アクションプランです。
・「個に応じた指導の充実」・・きめ細かな指導を実現させるための学力向上フロンティア事業、学習指導カウンセラー派遣事業、新しい評価の普及・定着など。
・「個性・能力の伸長」・・特定分野において卓越した人材を育成するための「スーパーサイエンスハイスクール」「スーパーイングリッシュランゲージハイスクール」の設定。
・「学力の質の向上」・・・学ぶことの楽しさを知り、学習意欲を高めることで学びの質を向上させるための「総合的学習の時間」推進、NPOなどとの連携など
・「英語力・国語力の推進」・・・国語力向上推進事業、スーパーイングリッシュランゲージハイスクールの認定など。
■「若者の自立・挑戦のためのアクションプラン」内閣府・文部科学省・厚生労働省・経済産業省
・学校段階からのキャリア教育の推進と地域レベルの連携
・ニートなど、働く意欲のない若年層に対する総合的対策
・企業内人材育成の活性化促進
・若者問題についての広告・啓蒙活動
・ジョブカフェ・日本版デュアルシステムなどの推進
ラベル:
アイドリングストップ,
アクションプランチーム・マイナス6%
アクションプランとは?
アクションプラン(action plan)とは、戦略や改革に対する具体的な施策のことです。
アクションプランには、2-3年程度の時間軸で、施策におおまかな優先順位をつけるマスタープラン的な中期プランと、数ヶ月程度の具体的な施策を明示する短期プランがあります。
アクションプランを作成するためには、まず組織の現状を分析し、取り組まなければならない課題や到達すべき目標を明確にする必要があります。その後、誰がいつまでにどのようなアクションを行うのか
、そのアクションによってどのような効果がもたらされるかを示し、マイナス要因やデメリットなどのリスクも考察します。アクションプランの作成には、全体の概要には計画表や工程表によく利用されているガントチャート法がよく用いられ、詳細にはネットワーク型のスケジュール管理手法であるアローダイヤグラム法(PERT図)が用いられるのが一般的です。
現在、中央省庁や地方自治体をはじめ、民間企業や教育機関などが目標達成のためのアクションプランを策定し、発表しています。
■中央省庁の主なアクションプラン
・「学力向上アクションプラン」文部科学省
・「周波数再編アクションプラン」総務省
・「若者の自立・挑戦のためのアクションプラン」経済産業省
・「申請・届出など手続きの電子化推進アクションプラン」外務省
・「太陽光発電の導入拡大のためのアクションプラン」環境省
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